(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ハワイ州マウイ島のスマートグリッド実証事業の実証サイトが、2013年12月17日から実証運転を開始したと発表した。同事業は、日米の政府間合意に基づいて実施されるもので、再生可能エネルギーの効率的な利用や同エネルギー特有の急激な需給変動への対応などを可能とするため、電気自動車(EV)を活用し、島内の電力システムに適するスマートグリッド技術の検証を実施する。同サイトでは、マウイ島に設置されている総出力7.2万kWの風力発電システムと電力系統を用いて、EVを活用したスマートグリッドを実現するため、EVエネルギーコントロールセンターを設置するとともに、配電系統の制御システムや再生可能エネルギーの効率的な運用を支援するためのエネルギーマネジメントシステムを設置した。実証期間は、2015年3月までの予定で、実証試験の分析・評価結果をもとに、今後、ビジネスモデルの検討、議論を進めていくという。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
(株)日立製作所 ニュースリリース (株)みずほ銀行 ニュースリリース(PDF) |
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (株)日立製作所 (株)みずほ銀行 (株)サイバーディフェンス研究所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 電気自動車 | 実証事業 | EV | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | ハワイ | スマートグリッド | 米国 |
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