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 環境省、里海づくりの手引書の作成及び里海ネットの内容拡充について発表

  環境省は、地域における里海づくりを支援するための「里海づくりの手引書」を作成するとともに、「里海ネット」（里海に関する情報発信を行うウェブページ）の内容を拡充したと発表した。「里海」とは、人の手で陸域と沿岸海域が一体的に総合管理されることにより、物質循環機能が適切に保たれ、豊かで多様な生態系と自然環境が保全される恵み豊かな空間のこと。「里海」の創生については、21世紀環境立国戦略において、重点的に着手すべき環境政策として明記されており、同省では、各地域の里海づくり活動をモデル事業として選定・支援する「里海創生支援事業」を実施してきた。今回の手引書は、これから里海づくりを始めよう、あるいは、里海づくりを強化しようとする際に活用できるものを目指し、1)里海の考え方など基本的な情報、2)里海づくりを始める際の事前準備、3)取組を進めるための里海創生計画の策定、4)活動の評価・見直し、といった構成で情報を整理した。また、「里海ネット」については、以下の内容を拡充した。1）里海と生態系、物質循環、ふれあいとの関係の説明の追加、2)里海づくりの手引書の掲載、3）実践事例の紹介内容の充実。

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