環境省は、奄美大島等における油状物質の漂着による沿岸生態系への影響把握調査の結果(第1報)を公表した。同省では、奄美大島等に油状の物が相次いで漂着したことを受け、平成30年2月27日~3月5日にかけて、奄美大島西海岸を中心とした6箇所(大浜・赤木名立神・節田・徳浜・安木屋場・実久)において、水中での映像撮影等によって、サンゴ等への油状の物の付着状況など、沿岸生態系への影響把握調査を実施した。その結果、砂浜では少量の油状の物を確認したが、海中のサンゴや海底、水中生物等への油状の物の付着は確認されなかった。同省では、トカラ列島の宝島においても、同様の調査を行う予定にしており、調査の結果は速やかに公表するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 奄美大島等における油漂着事案に関する環境省の対応状況について |
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 生態系 | 環境省 | 生物 | 沿岸 | サンゴ | 漂着 | 奄美大島 | 油状物質 |
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