環境省は、平成23年版環境・循環型社会・生物多様性白書が、平成23年6月7日(火)に閣議決定され、国会に提出されたと発表した。今回の白書は、「地球との共生に向けた確かな知恵・規範・行動」を主題とし、持続可能で豊かな社会の実現に向けた国内外の取組の現状等について、詳しく述べている。主な内容として、COP10開催を受けて、生物多様性の損失状況と私たちの暮らしとの関係などについて解説。また、循環型社会、低炭素社会づくりの実現に向けた取組に関して、グリーン成長の動きなどの世界の潮流を紹介し、優れた技術力を持った我が国の静脈産業などについて、技術やシステムの国際的な展開に重点を置いた記述をしている。さらに、本年3月11日に発生した東日本大震災に関して、がれき等の処理など復旧・復興に向けた取組についても記述をした。今後、同省では、白書の内容を広く普及させること等を目的として、テーマやねらいなどを編集担当者が直接解説する「白書を読む会」を全国8か所で開催する予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 健康・化学物質 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | 循環型社会 | 地球温暖化 | 環境省 | 低炭素社会 | 持続可能 | 環境保全 | 環境白書 | 東日本大震災 | 静脈産業 |
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