環境省は、平成28年版環境・循環型社会・生物多様性白書が、平成28年5月31日に閣議決定され、国会に提出されたと発表した。今回の白書は、「地球温暖化対策の新たなステージ」をテーマとし、COP21におけるパリ協定の採択等により、国際的な地球温暖化対策が新たなステージに入ったことを踏まえ、地球温暖化対策に関する国際的な動向、日本の地球温暖化対策の状況及び今後の取組の方向性等を紹介している。また、東日本大震災の被災地における環境の回復の状況や復興に関する取組を紹介している。さらに、持続可能な開発のための2030アジェンダについて概説し、それと関係の深い重要な課題に関する取組として、森里川海をつなぎ支えるための取組、資源循環を通じた環境・経済・社会の統合的向上等についても取り上げられている。なお、同白書の印刷工程の電力使用に伴い発生するCO2は、オフセット・クレジット制度(J-VER制度)に基づき発行された東日本大震災における被災地のクレジットを購入し、オフセットされている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 健康・化学物質 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | 循環型社会 | 地球温暖化 | 環境省 | 環境白書 | 資源循環 | 東日本大震災 | 持続可能な開発 | 環境回復 | 森里川海 |
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