住友電気工業(株)は、太陽光発電や小型風力発電などの再生可能エネルギー発電設備と蓄電池を直流(DC)で連系させたマイクロスマートグリッド実証システムを開発し、大阪製作所において構内試験を開始したと発表した。同システムは、同社独自の集光型太陽光発電装置(CPV)を含む4種類の発電装置と蓄電池(小型レドックスフロー電池)を直流電力ケーブルで連系させ、自然由来の不安定なエネルギーと、電力の需要を高度に管理することで、安定的かつ効率的に、各種設備や機器(負荷)に電力を供給することができ、10%程度の省エネ効果が得られる見込みという。同社では今後、日照量や風況などの気象条件と発電電力量の関連性を含めてデータを蓄積、解析し、省エネ効果をはじめとする同システムの有効性を約1年間実証する。また、同システムを活用したスマートグリッド関連製品の開発を推進していくという。
情報源 |
住友電気工業(株) プレスリリース
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機関 | 住友電気工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 住友電気工業 | 蓄電池 | 集光型 | スマートグリッド | 実証実験 | 電力 | レドックスフロー |
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