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本田技研工業（株）、電動二輪車を使った実証実験をスペインで開始
発表日：2011.06.24
本田技研工業（株）は、スペインにおける同社の現地法人（モンテッサ・ホンダ・エス・エー）が、スペイン・バルセロナ市と共同で、電動二輪車を使った実証実験を、2011年7月初旬より開始すると発表した。この実証実験には、同社、バルセロナ市、スペインの主要な自動車ユーザー団体「RACC」の三者が参加する。バルセロナ市は、全車両の登録台数のうち約30%が二輪車で、電動車両の導入に積極的に取り組んでおり、充電場所の整備拡充の推進や優遇税制を設けるなどを行っている自治体である。今回の実証実験では、バルセロナ市が市内の様々な業務に電動二輪車を使用し、RACCが走行パターンや充電時間、及び使い勝手などの調査・分析を担当する。なお、同社は、バルセロナ市に対して、18台の電動二輪車を1年間貸与する。今回の取り組みは、欧州における電動車両を使った最初の実証実験であり、今後の欧州市場における電動車両の発展に向けた重要な一歩になるという。
