経済産業省は、同省が開発し、米国航空宇宙局(NASA)と共同して運用している人工衛星搭載センサ「ASTER(アスター)」で取得した画像データを利用して、地球の陸域全域を対象とした世界最高精度(空間分解能30m)の3次元地形データ(ASTER G-DEM)の整備を開始する。平成20年度末までに全球のデータ整備を終了し、(財)資源・環境観測解析センターのホームページで配信予定。この3次元地形データを他の様々なデータと組み合わせることで、石油資源探査、自然災害シミュレーションや水資源管理等、多様な分野で活用されることが期待される。