国内ニュース


 サントリーホールディングス(株)、工場見学用にリチウムイオン電池搭載型の電気バスを導入

発表日:2011.10.19


  サントリーホールディングス(株)は、同社の白州工場・白州蒸溜所(山梨県北杜市)の工場見学用にリチウムイオン電池搭載型の電気バスを導入し、2011年10月29日(土)から本格運行を開始すると発表した。同社では、「資源の徹底的な有効利用」を環境保全活動のひとつの柱に据え、企業活動全体を通じた省資源・省エネルギーに取り組んでいる。今回、活動の一環として、民間企業で初めてリチウムイオン電池搭載型の電気バスを導入し、工場見学ツアー(往復約1.6km)で運行する。同電気バスは、早稲田大学理工学術院の紙屋教授の監修のもと開発された“短距離走行・高頻度充電”の新型電気バスで、従来の電気バスの課題である電池の搭載容積や重量を大幅に削減したもの。バスの内部は、一部をスケルトン加工することにより電池搭載部を実際に見ることができるほか、搭載するリチウムイオン電池を緊急時の電源として使用できるよう、家庭用コンセントを設置した。また、同工場の太陽光パネルの発電も利用することから、電力製造から走行に至るまで徹底した省エネルギーに貢献するという。

情報源 サントリーホールディングス(株) ニュースリリース
機関 サントリーホールディングス(株)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | リチウムイオン電池 | 電気自動車 | サントリー | 早稲田大学 | 充電 | コンセント | 電気バス | 緊急時
関連ニュース

関連する環境技術