(株)東芝は、ケーブルを使用しなくても充電が可能なワイヤレス充電システムを開発し、長寿命、高出力なリチウムイオン二次電池を搭載した中型EVバスの実証走行を、2016年6月1日から開始すると発表した。これは、環境省「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の一環として2014年度から進めているもので、ワイヤレス充電技術は、早稲田大学理工学術院紙屋雄史教授研究室と共同で開発し、送受電パッド間が離れた状態で送電することができる磁界共鳴方式となっている。今回の実証では、日本で初めて高速道路を走行するワイヤレス充電のEVバスを、川崎市と全日本空輸(株)(ANA)の協力を得て、川崎市殿町と羽田空港内ANAの拠点間約11kmを走行させる。実証期間は、2016年6月から2016年12月までの予定。なお、同技術を搭載した小型のEVバスは2016年2月に実証走行を開始している。実証走行を通じて、ワイヤレス充電の利便性やCO2削減効果の検証などを行うという。
情報源 |
(株)東芝 プレスリリース
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機関 | (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | リチウムイオン電池 | 東芝 | 実証 | 早稲田大学 | 川崎市 | 充電 | 全日本空輸 | 電気バス | 磁界共鳴方式 |
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