文部科学省は、リアルタイム線量測定システムによる福島県内の空間線量率の測定結果を公開した。同省では、東京電力(株)福島第一原子力発電所事故を受けて、福島県内の学校や公園等にリアルタイム線量測定システム2,700台を設置し、装置周辺の空間線量率の平均値やトレンドグラフをホームページ上で公開する事業の準備を進めてきた。今回、2011年11月から実施してきた同システムの設置が概ね完了したことを受け、2012年2月21日から、放射線量観測マップの公開を開始した。同マップは、地図をズームアウトすると、地域ごとの線量計の設置台数が表示され、拡大すると、地域の線量計の場所が表示される。さらに、各線量計をクリックすると、地図の下にグラフが表示される。なお、現時点で設置場所の調整を行っている箇所が約30箇所あるが、引き続き設置作業を早急に進め、設置完了したものから順次、同マップに公表していくという。
情報源 |
文部科学省 報道発表
文部科学省 リアルタイム線量測定システムによる福島県内の空間線量率の測定結果 原子力規制委員会 全国及び福島県の空間線量測定結果 |
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機関 | 文部科学省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 文部科学省 | 観測 | 福島県 | 福島第一原子力発電所 | 放射線量 | 空間線量率 | リアルタイム線量測定システム | 放射線量観測マップ |
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