(独)科学技術振興機構(JST)は、研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)において、重点開発領域「グリーンイノベーション領域」・「放射線計測領域(2次公募)」の平成24年度新規課題を公募すると発表した(公募期間:平成24年5月17日(木)~6月29日(金)正午)。同プログラムは、日本の将来の創造的・独創的な研究開発を支える基盤の強化を図るために、革新的な先端計測分析技術の要素技術や機器およびその周辺システムなどの開発を目的とするもの。今回公募する「グリーンイノベーション領域」では、太陽光発電、蓄電池、燃料電池の飛躍的な性能向上と低コスト化を促進するための先端計測分析評価技術の開発を推進する。類型として、1)要素技術タイプ(平成24年度新規)、2)機器開発タイプ、がある。一方、「放射線計測領域」では、放射線計測に関して、行政ニーズ、被災地ニーズなどが高く、開発に一定期間を要する高度な技術・機器およびシステムの開発を推進する。類型として、1)実用化タイプ、2)革新技術タイプ(要素技術型)タイプ、3)革新技術タイプ(機器開発型)がある。なお、「放射線計測領域」の1)実用化タイプでは、対象開発課題が第1次公募のものと異なるという。