(独)科学技術振興機構(JST)は、研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)における平成26年度新規課題を決定したと発表した。同プログラムは、日本の創造的・独創的な研究開発を支える基盤の強化を図るために、革新的な先端計測分析技術や機器およびその周辺システムなどの開発を目的とするもの。平成26年度は、1)最先端研究基盤領域、2)環境問題解決領域、の2領域で募集を実施。今回、外部有識者による審査の結果、1)11件、2)4件の合計15件の課題を決定した。そのうち、2)では、「要素技術タイプ」でPM2.5中酸性度(pH)と化学イオン成分濃度の自動連続測定技術の開発、「機器開発タイプ」で海洋酸性化問題解決に向けた海中フロート用4次元化学観測技術の調査研究、「実証・実用化タイプ」で排水全量の放射能モニタリング装置の実用化開発などが、選ばれた。JSTでは今後、契約などの条件が整い次第、12月より開発を開始する予定という。
情報源 |
(独)科学技術振興機構(JST) プレスリリース
(独)科学技術振興機構(JST) 研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム) |
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機関 | (独)科学技術振興機構(JST) |
分野 |
地球環境 健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 科学技術振興機構 | JST | 測定 | 観測 | PM2.5 | 海洋酸性化 | 機器 | 放射能 | 研究成果展開事業 |
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