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 昭和電工(株)、産業廃棄物の再資源化への全社的取り組みを開始

発表日:2012.05.23


  昭和電工(株)は、産業廃棄物の再資源化への全社的取り組みを開始すると発表した。同社では、地球環境への負荷低減や循環型社会への貢献に向けて、産業廃棄物の削減に取り組み、廃酸・廃アルカリの再利用や廃油・廃プラスチックの燃料化など、資源の有効活用により、9事業所(2012年5月現在)でゼロエミッションを達成している。しかし、各事業所単独での廃棄物処理能力や場内での再資源化には限界があり、同社全体では現在、年間発生量の2.2%が最終的に埋め立て処理されている。今回、全社的な取り組みの第1段階として、国内の各事業所から発生した有機系排出物を川崎事業所内(神奈川県川崎市)のプラスチックケミカルリサイクルプラントで処理し、アンモニアと炭酸ガスの原料として再資源化することに全社的に取り組む。同社では今後、各事業所の産業廃棄物および処理施設の精査を行い、有機系排出物以外についても全社的に再資源化を促進し、2015年には最終埋め立て処理量を年間発生量の1%以下(1200トン以下)としてゼロエミッションを達成することを目指すという。

情報源 昭和電工(株) ニュースリリース
機関 昭和電工(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 環境負荷 | 循環型社会 | 昭和電工 | 産業廃棄物 | 再資源化 | ゼロエミッション | アンモニア | 炭酸ガス | 有機系排出物 | 有効活用
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