石川県は、「いしかわの生物多様性を守るために」リーフレットを改訂したと発表した。同県では、希少野生動植物の保護を図るため、「ふるさと石川の環境を守り育てる条例」に基づき、平成24年5月1日から新たに5種を県の希少野生動植物種に指定し、個体の捕獲・損傷等を規制している。今回、外来生物による生態系への悪影響の防止とともに、その普及啓発を推進するため、「いしかわの生物多様性を守るために」リーフレットを改訂した。今回の改訂版では、県内に生息・生育する国内希少野生動植物種について、シャープゲンゴロウモドキ、マルコガタノゲンゴロウを追加掲載し、合計8種を紹介。また、県指定希少野生動植物種について、平成24年5月1日から新たに指定した、ホクリクサンショウウオなどの5種について追加掲載し、合計20種を紹介。さらに、特に生態系等に悪影響を及ぼす特定外来生物のうち、県内に生息・生育しているアライグマなど8種について紹介している。同県では、同リーフレットを、国・都道府県・市町等の関係行政機関、図書館、博物館、中学校、高校の他一般の方に配布するとともに、同県のホームページに掲載している。
情報源 |
石川県 記者発表資料(PDF)
石川県 石川県指定希少野生動植物種の指定について 石川県 石川県の外来生物問題 |
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機関 | 石川県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 生態系 | 絶滅危惧種 | 石川県 | 希少種 | 条例 | 外来生物 | 野生動植物 |
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