環境省と文部科学省は、避難指示解除準備区域(南相馬市、田村市、川内村)への帰還・復興を支援するための放射線モニタリングアクションプランに基づく測定結果を公表した。これは、内閣府原子力被災者生活支援チーム、復興庁、文部科学省、環境省及び福島県が、平成24年4月に区域の見直しにより設定された上記3市村(避難指示解除準備区域)への帰還・復興を支援するため、4月18日に放射線モニタリングアクションプランを取りまとめ、4月よりモニタリングを実施してきたもの。今回、平成24年4月~5月に実施した飲用の井戸水や沢水等の引き水のモニタリングの測定結果(田村市分及び川内村分)を公表した。それによると、放射性ヨウ素・放射性セシウムともに、全地点(田村市83箇所、川内村57箇所)で不検出であった。両省では、今後も引き続き、南相馬市における井戸水等のモニタリングを進めていくという。