環境省は、「平成24年度家庭・事業者向けエコリース促進事業費補助金」における節電効果の特に高い機器に係る補助率の引き上げについて公表した。「家庭・事業者向けエコリース促進事業」は、家庭・中小企業等における低炭素機器の普及を図るため、多額の初期投資費用(頭金)を負担することが困難な家庭・中小企業等でも低炭素機器を導入しやすいよう、頭金のないリースという手法を活用するもので、低炭素機器をリースで提供する事業者に対して補助金を交付する。今回、平成24年5月18日にエネルギー・環境会議でとりまとめられた「今夏の電力需給対策について」において、全国的に厳しい節電目標が示されたことを踏まえ、節電効果の特に高い低炭素機器に係るリース契約に限定して、補助率を現行の3%から5%へ引き上げることとなった。この補助率引き上げは、(一社)ESCO推進協議会において、平成24年6月25日(月)以降申込受付分から適用となる。なお、東北三県に係るリース契約については、引き続き補助率10%である。