宮城県は、県有林オフセット・クレジット(J-VER)の販売を、平成24年8月1日から開始すると発表した。J-VER制度は、環境省が実施している制度で、国内における温室効果ガスの排出削減・吸収を行う活動を認証し、活動による排出削減・吸収量をクレジット(J-VER)として発行するもの。同県では、同制度を活用して県有林で行った森林整備による二酸化炭素吸収量の認証を進めた結果、平成23年度には、同県で初めて162トン分のクレジットを取得した。今回、取得したクレジットを広く県内外の環境貢献への取組みを検討している企業・団体等に向けて販売していくため、公募を開始する。販売可能量は、J-VER158t-CO2で、販売単位は1t-CO2である。