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 (株)フジタ、CO2量を簡単に常時計測できる「CO2モニタリングシステム」を開発

発表日:2012.10.18


  (株)フジタは、建設工事中に発生するCO2量を簡単に常時計測できる「CO2モニタリングステム(FCMS)」を開発したと発表した。同システムは、CO2の発生源となる重機等の燃料を計測する装置を対象機器に取付け、作業所に設置したモニタリングユニットから直接インターネット経由で計測データを常時クラウドサーバーに蓄積する。また、現場で消費する電力についても常時計測し、同様にサーバーでデータを蓄積することができる。同システムを利用することで、各作業所単位だけでなく特定地域の施工現場のCO2発生量を常時把握することができ、各種省エネ活動の効果を判定し更なる対策策定にも有効となる。また、運転中の重機オペレーターがCO2の発生量を常時モニターで把握できることにより、作業所全体の省エネ意識向上を図ることができる。同社では今後、アイドリングストップ警報、燃料過大消費警報等の開発を進めるとともに、これらのシステムの活用でCO2削減効果を高めていくという。

情報源 (株)フジタ ニュース
機関 (株)フジタ
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | CO2 | モニタリング | フジタ | データ | 電力 | 建設工事 | 計測 | 重機
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