(株)フジタは、環境配慮建築シリーズの1つとして、中規模賃貸オフィスビルにおけるモデルプランを開発したと発表した。このプランは、同社の環境配慮に関するノウハウや保有技術の適用により、従来の同社標準モデルと同等の建設費に抑えるとともに、快適性や景観などのアメニティと事業性をも考慮したもの。環境性能としては、運用時のエネルギー消費量を約47%削減、LCCO2(企画、建設から廃棄までの生涯にわたるCO2排出量)を約25%削減することができ、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)の手法による自己評価で最高のSランクになるという。今日、省エネ法や東京都環境確保条例の改正等により、建築分野での「省エネ」「環境配慮」の取り組みは不可欠になっているが、費用対効果が不明確であることなどから、積極的な取り組みは一部にとどまっている。同社は、このモデルプランをもとに環境配慮建築の普及に貢献していくという。
情報源 |
(株)フジタ ニュース
|
---|---|
機関 | (株)フジタ |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | CO2 | ライフサイクル | 環境配慮 | 建築 | フジタ | 省エネ法 | オフィスビル | アメニティ | CASBEE |
関連ニュース |
|