日本電気(株)は、オフィスや店舗などの電力を手軽に「見える化」するセット商品「電力見える化スターターパック」を、平成25年9月27日から発売すると発表した。省エネ対策に取り組む企業が、電力使用量を把握し、問題点を改善する方法として、電力見える化システムの導入を検討する際に、本格導入前に、すぐに利用できる小規模な商品から始めたいというニーズが高まっている。同商品は、電力の見える化に必要なハードウェア(スマートコントローラ、電流・電圧値を計測するセンサ)およびパソコン用「電力見える化ソフトウェア」をセットにしたもので、既存のPCにソフトウェアをインストールするだけですぐに利用できる。また、スマートコントローラは、1台で最大24カ所の電力を高精度に同時計測可能で、オフィスや店舗の照明や空調など機器ごとの電力使用量をきめ細かく把握することができる。同社では、同商品導入後、本格導入を進めたい企業などに対して、スマートビルやスマートストアなどのさらに大規模なエネルギー・マネジメント・システムを提案するという。