大阪府は、平成23(2011)年度の府域における温室効果ガス排出量を公表した。平成23年度の温室効果ガス総排出量は5,516万トンで、基準年度(二酸化炭素、メタン及び一酸化二窒素は1990年度、代替フロン等は1995年度)比6.7%の減少となったが、前年度と比べると、発電電力量における火力発電比率の大幅な増加等によって、15.3%の増加となった。2012年3月に策定した「大阪府地球温暖化対策実行計画」における算出方法(電力排出係数を2008年度の値(0.355kg-CO2/kWh)に固定)では、平成23年度の総排出量は4,954万トンで、家庭や業務部門における節電による電力消費の減少等により、基準年度比16.2%の減少、前年度比2.0%の減少となった。同府では、今後も引き続き、大阪府温暖化の防止等に関する条例に基づく大規模事業者への排出抑制対策や中小事業者への省エネ・省CO2対策支援など地球温暖化対策の取組を推進していくという。
情報源 |
大阪府 報道発表資料
大阪府 大阪府域における2011年度の温室効果ガス排出量について(PDF:979KB) 大阪府 大阪府域における2011年度の温室効果ガス排出量について |
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機関 | 大阪府 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | CO2 | 火力発電 | 排出係数 | 地球温暖化 | 大阪府 | 温室効果ガス | 電力 | 節電 |
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