環境省は、平成24年11月17日に福岡市で開催された、「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)生物多様性地域セミナー」の開催結果を公表した。UNDB-Jは、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された「愛知目標」の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取り組みを推進するため、平成23年9月に設立された。今回のセミナーでは、UNDB-Jキャラクター「タヨちゃんサトくん」と福岡市キャラクター「エコッパ」による「生物多様性キャラクター応援団共同宣言」や、ルー大柴氏の生物多様性リーダー任命式と講演の他、愛知目標達成に向けた地域での活動事例の発表を行った。また、生物多様性ふくおか戦略の地域への浸透を目指し、「生物多様性に関して私たち一人ひとりができること」についてワールドカフェ形式による話し合いを行った。今後、年度内に倉敷市(12月15日)、浜松市(2月24日)での開催を予定しているという。