岡山県は、平成25年度及び平成26年度（速報値）の県内の温室効果ガス排出量の状況を公表した。これよると、平成25年度の県内の温室効果ガス総排出量は、5,364万t-CO2で、基準年度（平成2年度）比11.8%増、前年度比3.0%増となった。そのうち大部分を占めるCO2排出量は5,245万tで、基準年度からは588万t（12.6%）増加し、前年度からは155万t（3.0%）増加した。これは、県内企業の生産量の増加、電力消費量の増加等が主な要因である。また、平成26年度の県内の温室効果ガス総排出量は、速報値として5,274万tで、基準年度比9.9%増、前年度比1.7%減となった。CO2排出量は5,149万tで、前年度からは96万t（1.8%）減少し、県内企業の生産量の減少や、電力の排出係数の低下等が主な要因であるという。