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 第67回国連総会、海洋保護やRio+20成果文書実現への生物多様性条約の寄与に注目

発表日:2012.12.21


  生物多様性条約(CBD)事務局は、世界の海洋保護の実施に関する決定や国連持続可能な開発会議(Rio+20)の成果文書である「私たちが望む未来」の実現に関する決定など、先の第11回生物多様性条約締約国会議(COP11)で採択された諸決定の重要性が、現在開催中の第67回国連総会の決議に記されたと発表した。同国連総会の決議では、CBDの2011-2020戦略計画実施のための資源動員を求めたCOP11の決定も歓迎しているほか、海域及び沿岸域の少なくとも10%を2020年までに保護するという目標を含め、生物多様性に関する愛知目標についても言及し、さらには生物多様性条約締約国に対して名古屋議定書の批准を呼びかける等、CBDやCOP11の成果が大きく取り上げられている。このことは、持続可能な開発にとって生物多様性の保全とその持続可能な利用が重要だということへの認識の高まりを示すものであると、CBD事務局は述べている。

情報源 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約事務局(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 持続可能 | CBD | Rio+20 | 生物多様性条約事務局 | 国連総会 | COP11 | 名古屋議定書 | 愛知目標 | 海洋保護
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