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 カナダ、短寿命気候汚染物質削減のコアリションと気候技術センター・ネットワークに対する資金拠出を発表

発表日:2013.04.10


  カナダは、エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム会合に先立ち、「短寿命気候汚染物質(SLCP)削減のための気候と大気浄化のコアリション」(CCAC)に対する1000万ドルの追加拠出と、「気候技術センター・ネットワーク」(CTCN)への250万ドルの拠出を発表した。ケント環境相は、「カナダは北極圏の国としてSLCPへの対応がきわめて重要だと考えている」として、CCACの活動拡大に期待を表明した。今回の資金拠出は、コペンハーゲン合意に基づきカナダが約束した12億ドルの途上国の気候変動対応活動支援の一環で、CCACについては拠出済みの分と合わせ拠出総額は2000万ドルになる。CCACは2012年2月に設立され、途上国の国別行動計画の策定や、一般廃棄物、石油・天然ガス生産、レンガ生産等からのSLCP排出削減活動を支援する取組を行っている。CTCNは気候変動関連の技術や専門知識の途上国への迅速な普及を目指す組織で、途上国に対し、各国の事情に応じた助言や支援を行っている。

情報源 カナダ環境省 プレスリリース
国・地域 カナダ
機関 カナダ環境省
分野 地球環境
キーワード 気候変動 | カナダ環境省 | 気候 | 排出削減 | コペンハーゲン合意 | SLCP | CCAC | 短寿命気候汚染物質 | CTCN
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