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 国際エネルギー機関、エネルギー関連CO2排出量の国別データを提供

発表日:2013.11.07


  国際エネルギー機関(IEA)は、化石燃料の燃焼によるCO2排出量の最新の国別データをオンラインで公表した。これは、1960年から2011年のOECD加盟30カ国(非OECD諸国100カ国超については1970年から2011年)のCO2排出量を燃料別に分析したもので、人口やGDPなど他の指標と相互参照できるようになっている。2013年版では、電力や熱の生産、輸送、製造業等の部門に関連したCO2の排出量に関して詳しく分析している。データは地域(世界全体、地域、国)別、燃料別、時系列別にまとめることも可能である。また、メタン、N2O、フロン類などCO2以外のガスに関しても、特定年次のデータが提供されている。IEAでは、今回のデータに基づく特別報告書を、ワルシャワで開催される国連気候変動枠組条約締約国会議(COP19)の場で取り上げる予定という。公表されたデータは、年間の無制限アクセスなど、利用方法によって複数の購入方法が用意されている。

情報源 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース 国際エネルギー機関(IEA) 燃料の燃焼に伴うCO2排出量(2013年版)
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 環境総合
キーワード OECD | CO2排出量 | メタン | フロン | 国際エネルギー機関 | IEA | 化石燃料 | N2O
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