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 ドイツ、官庁のIT電力消費量を5年で半減

発表日:2014.03.09


  ドイツ連邦環境省は、ドイツの連邦官庁におけるITの電力消費量を5年間で半減させた、と発表した。これは、2008年に連邦官庁のIT委員会の勧告によって始められた「グリーンITイニシアティブ」の成果で、5年後の2013年末までに連邦官庁のIT分野の電力消費量を40%削減するとしていた。結果として、48%の削減を達成したため、引き続き2017年まで本イニシアティブを継続するという。IT委員会の勧告は、イニシアティブの実施にあたり、行動計画、投資プログラム、知見の共有を図る普及キャンペーンなど一連の手法を示していた。今回のイニシアティブ全体の重要なポイントは、連邦環境省が中心となった集中コントロールと省庁横断的な協力である。官公庁で実施された成果は、グリーンITイニシアティブのウェブ上でも手引きとして公開されており、連邦環境省は、これらが、IT運用のエネルギー消費効率化やエネルギー消費量の測定、効率のよいITの調達に役立つとしている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 環境総合
キーワード グリーンIT | 効率化 | ドイツ連邦環境省 | イニシアティブ | 電力消費量 | エネルギー消費量 | BMUB
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