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 アメリカ環境保護庁、水素燃料車を実地で試験へ

発表日:2008.09.12


  アメリカ環境保護庁(EPA)のジョンソン長官は、新たに公用車に加える燃料電池車、第四世代のシボレー・エクイノックスを公開した。エネルギー省(DOE)の助成金を受け、半年間のリースを受ける。今回の導入は、クリーン・エネルギー技術の開発、外国へのエネルギー依存度の削減を目指す、EPAの取組みを示すもの。この車は、ゼネラル・モーターズ社によって開発された燃料電池推進システムを搭載し、5万マイル(約8万km)の走行を想定して設計された電気自動車である。水素のみを燃料とし、温室効果ガスやNOx等の大気汚染物質を排出しないため、従来の石油依存型自動車の代替車となる。燃料電池技術の進展により、一度の燃料補給で150マイル(約240km)の走行が可能で、国の安全基準も満たせる見込み。EPA及びDOEは、代替燃料技術とこれを支えるインフラの発展のために、燃料電池車の実地試験を行い、市場での代替燃料への転換を促進したいとしている。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池車 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 水素燃料自動車
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