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 国際エネルギー機関、気候変動緩和のためクリーンエネルギーへの投資促進策を提案

発表日:2014.08.20


  国際エネルギー機関(IEA)は、地球の気温上昇を2度以内に抑えるためには、エネルギー部門への投資をさらに強化する必要があるとし、そのための方策を報告書「エネルギー技術展望2014」(ETP2014)でまとめた。金融情報会社のブルームバーグによると、クリーンエネルギーへの投資額は順調に伸びており、2030年までに5兆1000億ドルに達するという。しかしETP2014は、気候変動の抑制に十分な脱炭素化を図るには、2050年までに44兆ドルの追加投資が必要になるとしている。ETP2014は、新しい技術を用いる発電分野では、投資家にとって利益算定が不確実であること、認可や建設の遅れや、風力・太陽光発電での天候不順や系統への送電、電力価格の問題など様々なリスクがあることを指摘した上で、投資促進のため、政府による支援メカニズム(納税者や消費者によるリスクとコストの分担など)や、投資益を確保する様々な手段を提示した。

情報源 国際エネルギー機関(IEA) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国際エネルギー機関(IEA)
分野 環境総合
キーワード 気候変動 | 発電 | 国際エネルギー機関 | IEA | クリーンエネルギー | 投資 | 気温上昇 | 脱炭素化
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