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 オランダ、気候変動に耐えられる国土を目指し官民が共同宣言

発表日:2014.10.13


  オランダの政府、企業、市民社会、学術・教育機関等の代表者が、2014年10月9日、2050年までにオランダの都市を熱波や洪水、長引く干ばつ等、気候変動の影響に強い都市にすることを目指す「国土適応宣言」に署名した。宣言に参加した90超の署名者は、オランダの約1万の企業や機関を代表するという。宣言の署名者は2050年の目標に向け、2020年までに、気候変動に耐え水害に強い設計をそれぞれの政策や行動に組み込むことを目指す。この宣言の署名に加え、経験と知識の共有を図る「インセンティブ計画」も立ち上げられた。その一例として、気候変動に対する強靭化に関する情報や方法、事例などを豊富に掲載する情報ポータルサイトが開設された。これにより、国内で既に始まっている様々な活動の経験を、これから開始する人々に役立てるという。また、専門家チームも発足し、気候ストレス試験の実施、目標と適応戦略の策定、その目標・戦略の政策とプロジェクトへの具体化等を支援する。

情報源 オランダ社会基盤・環境省(I&M) プレスリリース
国・地域 オランダ
機関 オランダ社会基盤・環境省(I&M)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 都市 | 気候 | 国土 | 適応戦略 | オランダ社会基盤・環境省 | 水害
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