ドイツ連邦環境省、メクレンブルク=フォアポンメルン州の湿地の生物多様性を守る新プロジェクトを支援

発表日:2014.10.28

ドイツ連邦環境省は、バルト海に面したメクレンブルク=フォアポンメルン州の生物種と生息地の保護・拡大を目指す、「沿岸の宝」プロジェクトに約500万ユーロを助成する。フォアポンメルン特有の浅い入り江や干潟などの湿地帯は、ロストッカー・ハイデ(ヒースなどが自生する原野)と共に自然の宝庫で、ドイツの生物多様性ホットスポットの一つである。しかし観光や農業といった土地利用により、この生物多様性が危機に瀕しているという。今回のプロジェクトでは6年をかけ、200ヘクタールの塩性湿地の再生、湿地帯に適した収穫技術の開発、鶴の観測施設の建設などを行う。プロジェクトでは利益の相反する関係者による議論が重要となり、自然配慮型の観光と適切な土地管理によって、自然の利用と生物多様性保全の調和が実現するという。プロジェクトは連邦自然保護庁が専門分野での支援を、ドイツバルト海自然保護財団が調整を行う。自然保護団体NABUやBUND、ロストック市、ミヒャエル・スッコウ財団、ドイツ鶴保護連盟、グライスフェルト大学もパートナーとして参加する。

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