欧州環境庁、気候変動に対する都市の脆弱性を地図上で示す新たな情報サイトを公開

発表日:2015.06.08

欧州環境庁(EEA)は、欧州気候適応ポータルサイトClimate-ADAPT上に、欧州の諸都市が直面する気候変動の脅威4種(熱波、干ばつと水不足、洪水、森林火災)と、その脅威への対応能力とを示す対話型情報サイト(「都市の脆弱性」地図データ)を公開した。欧州大陸でも気候変動の影響は場所によって異なり、欧州の人口の大半が都市部に住む現状で、今回の新たな地図情報には住民や市当局、国・EU機関が必要とする気候変動の影響とその対処法に関する関連データを網羅したという。情報サイトによれば、気候変動に対する都市の脆弱性は、都市緑地面積、高齢者人口の割合、人々の資金状況など都市レベルでの様々な要因の相互作用で決まる。たとえば、北欧、西欧の都市では今後熱波による不快な日が増え、ポルトガルの都市では、緑地が市内で均等に分布していることが都市の冷却効果を高め、熱波に弱い高齢者が多い北部イタリアでは高温への注意が特に必要であること等が示された。今回の地図には、より詳細な地域データを補足できるセクションも用意されている。

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