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 アメリカエネルギー省、アメリカの風力発電市場は2014年も引き続き大幅成長と報告

発表日:2015.08.10


  アメリカエネルギー省(DOE)は、アメリカの風力発電市場に関する2種類の報告書(2014年度版)で、2014年の同国の風力発電において急速な需要増、着実な価格低下が見られ、市場は引き続き大幅に成長したと発表した。風力発電は、炭素汚染排出の削減、エネルギー源の多様化、革新的なエネルギー技術による経済的競争力の強化を目指すオバマ政権のエネルギー戦略で中心的な役割を担っている。今回公表された「2014年度風力発電技術市場報告書」によると、国内の風力発電の設備容量は2014年に8%増加し、66ギガワット近くに達したという。2014年に特徴的だったのは、低風速仕様の大型ローターを搭載した実用規模タービンの設置が全国的に増加したことだという。もう一つの報告書「2014年度分散型風力発電市場報告書」では、2014年に分散型発電に利用された風力タービンの累積設備容量は、906メガワット(平均的なアメリカの家庭16万8000世帯分以上の電力)を超えたと報告している。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 環境総合
キーワード 風力発電 | アメリカエネルギー省 | DOE | タービン | 市場調査 | 技術 | 設備 | 炭素排出
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