アメリカエネルギー省(DOE)インディアンエネルギー政策・プログラム部は、部族社会のクリーンエネルギー普及とエネルギー効率化を支援する計780万ドルの助成対象として、13件のプロジェクトを選定した。助成金は、アラスカ先住民を含む部族社会が、太陽光や風力、LED等を利用したエネルギーシステムを地域規模で導入する等の費用に充てられる。これらのプロジェクトによって、エネルギー普及の観点からは、対象となる3,000以上の建物や家屋全体で6.3メガワットの新規発電につながり、エネルギー効率化の面では、毎年200万ドル以上の節約になるという。同部は、部族社会におけるエネルギーの普及、経済発展及び雇用創出を後押ししており、そのための知識や技能、資源を提供している。DOEは2002年以降、200件を超える部族社会のエネルギープロジェクトに6,650万ドル以上を投資し、また、部族社会のエネルギー資源開発に対する技術支援や、プロジェクトに不可欠な人材の育成支援を行ってきた。今回の助成はDOEが2016年11月14日に公表し、部族社会からの申請を受け付けていたものである。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 太陽光発電 | 省エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | LED | エネルギー効率化 | クリーンエネルギー | 部族社会 |
関連ニュース |
|