ドイツ連邦内閣は、第2次エネルギー資源効率プログラム(ProgRess II)を承認した。これは原材料の採掘や材料の使用を、より効率的かつ環境に配慮して行うための施策を示したものである。ドイツでは2012年2月、第1次ProgRessで、他の国々に先駆けて資源保護の基本・行動指針を明確に打ち出した。以降、連邦政府は4年ごとにドイツの資源効率を報告し、進捗状況を評価して資源効率計画を発展させていくことになっている。今回のProgRessIIでは、特に市場インセンティブや経済・社会における自主的取り組みの促進が強化された。また材料とエネルギーの流れを併せて考慮することでその相乗効果を図ったという。具体的施策として、中小企業への助言の拡充、環境マネジメントシステムの支援、資源効率の高い製品・サービスの公共調達、消費者情報の改善などが盛り込まれている。国は企業や行政に対し、資源やエネルギーを節約し、より環境に配慮し効率的に管理できるよう、数多くの促進プログラムや助言・情報の提供で支援するという。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMUB) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 環境配慮 | ドイツ連邦環境省 | エネルギー効率 | 資源効率 | 環境マネジメントシステム | 公共調達 | BMUB |
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