国連環境計画、2015年の世界の再生可能エネルギー投資が過去最高額に達したと報告

発表日:2016.03.24

国連環境計画(UNEP)等は、世界の再生可能エネルギーの投資動向を示した年次報告書の2016年版を発表した。これによると、2015年、世界の再生可能エネルギー(大規模水力を除く)への総投資額(研究開発等を含む)は2860億ドルで、これまでの最高であった2011年を3%更新して過去最高額に達した。再生可能エネルギーの新規発電能力への投資は2660億ドルで、石炭・ガス火力発電所への投資の倍を超えた。さらに、途上国の投資(1560億ドル:前年比19%増)が初めて先進国(1300億ドル:前年比8%減)を上回った。その牽引役は中国(1029億ドル:前年比17%増)で、世界全体の36%を占めた。インドや南アフリカ等でも投資が急増し、途上国全体で2004年の17倍に拡大したという。また、発電コストの大幅下落により、再生可能エネルギーは新規導入発電容量全体の54%を占め、初めて従来型エネルギーを上回った。世界の総発電容量に対する割合は16.2%と未だ低く、実際の発電量では10.3%だが、いずれも増加しているという。

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