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 2013年の再生可能エネルギーは投資が減少しつつもシェアは増大と、国連環境計画等が報告

発表日:2014.04.07


  国連環境計画等は、2014年版「再生可能エネルギー投資における国際的な動向」を公表した。それによると、2013年の再生可能エネルギーへの投資額は、太陽光発電システムのコスト低下や政策の不透明感等が原因で、前年比14%減で2144億ドルとなり、2年連続で減少した。しかし再生可能エネルギー(大型水力発電を除く)は2013年の新規導入発電容量全体の43.6%を占め、世界の総発電量に対する割合が前年の7.8%から8.5%に増加。この増加がなければ、CO2排出量が約1.2ギガトン増加していたという。公開市場での再生可能エネルギーへの投資額は201%増の110億ドルに達し、2010年以降最高となった。国別では、中国が初めて欧州の投資額を上回った。種類別では、太陽光発電が、投資額減少の一方で、発電導入量は39GWへ26%増加。助成金を受けない風力・太陽光の大型事業もラテンアメリカ等で進んでいるという。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | CO2排出量 | 国連環境計画 | UNEP | 水力発電 | 投資
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