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 フランス、再生プラスチックの産業利用を促進する68プロジェクトを発表

発表日:2016.07.01


  フランスの環境・エネルギー・海洋省と環境エネルギー管理庁(ADEME)は、循環型経済と資源保全を目的に、再生プラスチックの産業における利用を促進するため2016年1月に募集した助成事業ORPLASTで、140件の応募から68件のプロジェクトを選定したと発表した。原油の価格下落によってプラスチックのリサイクルが低迷するなか、ORPLASTは再生プラスチック材の供給を支えるとともに、その再生材を持続的に使えるよう製造プロセスを変更するための研究や投資への支援を行う。今回選ばれたのは、建設・土木、包装容器、フィルム、自動車など、プラスチックを利用する大小の企業のプロジェクトで、バージンプラスチックへの代替または補完する形での再生材の利用や、再生プラスチック材を継続的に製造に組み込む取組(生産ラインの調整など)を行うことになっている。ORPLASTではこれらのプロジェクトに総額1500万ユーロを提供する。これは事業の規模としておよそ1億1300万ユーロに相当するという。

情報源 フランス環境エネルギー管理庁(ADEME) プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス環境エネルギー管理庁(ADEME)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | プラスチック | ADEME | フランス環境エネルギー管理庁 | 再生利用 | 産業利用 | 資源保全 | フランス環境・エネルギー・海洋省 | 循環型経済
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