海外ニュース


 オランダ、国家原料協定への署名数が180を超えたと報告

発表日:2017.01.25


  オランダ社会基盤・環境省(I&M)は、循環型経済に向けた国家原料協定に180以上の主体が署名したと報告した。同協定にはオランダ経済が再利用可能な原料に基づいて機能するようにするための合意などが含まれる。例えば、使用後リサイクルして新たな製品や包装材に再利用できるプラスチックを増やすことにより、プラスチックの原料として必要になる石油を削減する。署名企業の1つユニリーバは、2025年までに包装用のプラスチックを100%リサイクル可能なものにすると約束した。材料の再利用は新たな原料を加工するよりもエネルギー消費量が著しく少ないため、大気中に放出される温室効果ガスも削減できる。同協定は2016年9月に提出された内閣の計画に基づいており、署名に参加した各団体は今後、循環型経済への移行を加速する具体的計画を作成する。バイオマス、食糧、プラスチック、製造、建設、消費財に関する具体的計画は半年以内に策定される。この計画は2050年までに完全な循環型経済を実現するための段階を設定するものとなる。

情報源 オランダ社会基盤・環境省(I&M) プレスリリース
国・地域 オランダ
機関 オランダ社会基盤・環境省(I&M)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード リサイクル | プラスチック | 再生可能原料 | 再利用 | 協定 | 循環資源 | オランダ社会基盤・環境省 | I&M | 循環型経済
関連ニュース

関連する環境技術