中国環境保護部(MEP)は、2016年1~10月の国内主要都市の大気質の状況を報告した。それによると、2016年初めから大気質は全体的に改善しており、大気が清浄または比較的清浄だった日は地級市またはそれ以上の338都市の平均で前年比3.6%増の81.4%、PM2.5の平均測定値は12.5%減の42μg/m3、PM10は9.4%減の77μg/m3だった。2016年10月のみだと大気が清浄または比較的清浄だった日は前年比12.9%増の91.3%、PM2.5の平均測定値は24.5%減の37μg/m3、PM10は24.1%減の66μg/m3だった。しかし、北京市・天津市・河北省の13都市では2016年10月のみで大気が清浄または比較的清浄だった日は前年比6.8%減の64.1%、PM2.5の平均測定値は13.3%増の68μg/m3、PM10は0.9%増の115μg/m3だった。専門家の分析では、これは、10月に北京市・天津市・河北省の首都圏で、汚染物質が拡散しにくい条件となりPM濃度が上昇したためだいう。
情報源 | 中国環境保護部(MEP) プレスリリース |
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国・地域 | 中国 |
機関 | 中国環境保護部(MEP) |
分野 | 大気環境 |
キーワード | 汚染物質 | 観測 | PM2.5 | PM10 | 中国環境保護部 | MEP | 気象 | 大気質 |
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