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 アメリカ環境保護庁、ブラウンフィールドの浄化と再利用の計画を支援

発表日:2017.01.05


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、ブラウンフィールドの浄化・再利用計画を支援するため、19の地域社会に約380万ドルを提供すると発表した。今回対象となるのは、プロビデンス市(ロードアイランド州)、ノーフォーク市(バージニア州)、ロレイン郡(オハイオ州)など。これらの地域社会が立案する、住宅・交通手段・レクリエーション地・オープンスペース・教育医療施設・社会福祉の改善、インフラ改修、商業・雇用の機会拡大等の計画を支援する。この助成制度は、経済・環境的に困窮した地域を活気ある地域に転換できるよう、地域社会の強化を目的に設置されたもので、地域のビジョンやニーズに最も合い、住民を退去させず利益をもたらす再生計画を自ら決定する機会を地域社会に提供しているという。研究によると、サイトの浄化後に近隣の住宅地の価格は5~15%上昇しており、また、半径1マイル以内の総資産価値が上昇する可能性も示されている。サイト48カ所の予備的分析では、浄化後1年間に自治体の税収が2900万~9700万ドルほど増加したという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 水・土壌環境
キーワード 土壌汚染 | 土壌浄化 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 再利用 | 地域社会 | ブラウンフィールド
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