欧州環境庁、欧州の大気質に関する報告書を公表

発表日:2009.03.24

欧州環境庁(EEA)が欧州の大気質に関する2つの報告書を公表し、EU法令の改正にも関らず、特に南欧・東欧では、粒子状物質と地上レベルオゾンが人々の健康に深刻な影響を与えていることが分かった。報告書によると、2005年は、欧州市民の4人に1人が、EU基準を超える高濃度の粒子状物質(PM10)に何日間も耐えなければならなかった。10人に1人は、1年中、EUの年間平均基準を超えるPM10にさらされていた。東欧の大部分、イタリア北部のポー平原、そしてバルカン諸国、ベルギー、ギリシャ、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル及びスペインの一部では、特に市街地において、日常的に基準を超過していたようだ。地上レベルオゾンについては、欧州市民の3分の1以上が、EUの目標値を超える汚染にさらされていた。一方、2008年夏のオゾン濃度は、様々な対策により、1997年に欧州全土で調査が始まって以来、最も低かった。ただし、全てのEU加盟国、その他8カ国の欧州諸国で、EU法上の長期目標を超過していた。

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