国連環境計画(UNEP)は、海洋ごみの主な発生源である使い捨てプラスチックの過剰利用や化粧品中のマイクロプラスチックを2022年までになくす世界規模のキャンペーン「#CleanSeasキャンペーン」を開始した。毎年800万トン以上のプラスチックが海洋に流出しており、海洋生物、漁業、観光業に悪影響を及ぼし、海洋生態系に少なくとも80億ドル相当の損害を及ぼしている。同キャンペーンには既に10か国が参加を表明。インドネシアは海洋ごみを2025年までに70%削減することを約束、ウルグアイは2017年後半に使い捨てビニール袋への課税を開始、コスタリカは廃棄物管理と教育の改善によって使い捨てプラスチックを大幅に削減する措置を取るという。また、グローバル企業も参加を表明しており、デルはハイチ近海で回収したプラスチックを製品包装に再利用することを発表した。ミュージシャンなどの著名人もキャンペーンに参加し、ファンや消費者にプラスチックごみの削減を呼びかける。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | ごみ・リサイクル 自然環境 |
キーワード | 国連環境計画 | UNEP | プラスチックごみ | 再利用 | 海洋生態系 | 廃棄物管理 | マイクロプラスチック | 海洋ごみ |
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