国連環境計画(UNEP)によると、ケニアがビニール袋の生産、使用、輸入を全面的に禁じる措置を発表した。この措置は6か月後に発効する予定となっている。ケニアではスーパーマーケットだけでも毎年約1億枚のビニール袋が使用されており、環境および健康の問題を引き起こしているという。世界では毎年800万トンのプラスチックごみが海洋に流出しており、ビニール袋はその主要因となっている。先日、国連は「#CleanSeasキャンペーン」を開始しプラスチックごみの問題に対処することを宣言。既に10か国が主要なプラスチック汚染への対処を約束している。例えば、インドネシアは海洋ごみを70%削減することを約束しており、カナダはマイクロプラスチックを有害物質のリストに追加、ニュージーランド、イギリス、アメリカは化粧品中のマイクロプラスチックの使用を禁じると発表している。アフリカではルワンダとモロッコが既にビニール袋の禁止措置を実施しており、他国も近日同様の措置を発表すると見込まれている。
情報源 | 国連環境計画(UNEP) プレスリリース |
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国・地域 | その他 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | ごみ・リサイクル |
キーワード | 国連環境計画 | UNEP | ケニア | プラスチックごみ | マイクロプラスチック | 海洋ごみ | ビニール袋 |
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