中国科学院(CAS)は、2050年までの中国の科学技術開発のロードマップを提示する報告書を公表した。報告書では、今後、10~20年の間に、グリーンエネルギー、人工知能及び持続可能な発展を特色とする、技術と産業の革新が起こりそうだと予測。科学技術の革新によって支えられ、構築されるべき社会経済システムとして次の8つを挙げた:持続可能なエネルギー・資源システム、新素材・グリーン生産システム、情報ネットワークシステム、エコロジー農業・バイオ産業システム、健康保険システム、生態系及び環境の保護・開発システム、宇宙・海洋システム、国家・公共安全保障システム。また、中国の近代化に重要な22の戦略技術として、環境に配慮した高品質素材の生産、地下4000メートルでの探査事業、新原子力エネルギー技術、海洋発電の拡大、ナノ技術等を指摘した。報告書は、総合戦略レポート、及び情報、原料、エコロジー・環境といった17分野のサブレポートで構成されている。ロードマップは4年ごとに更新される予定。
情報源 | 中国科学院(CAS) プレスリリース |
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国・地域 | 中国 |
機関 | 中国科学院(CAS) |
分野 | 地球環境 自然環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 環境配慮設計 | 生態系 | 科学技術 | 持続可能 | 中国科学院 | CAS | ロードマップ | グリーンケミストリ- |
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