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 国連持続可能な開発目標(SDGs)オープン・ワーキンググループ、生物多様性と生態系を盛り込んだ目標案に合意

発表日:2014.07.25


  生物多様性条約(CBD)事務局は、国連持続可能な開発目標(SDGs)オープン・ワーキンググループが、生物多様性と生態系を盛り込んだSDGs案に合意したと発表した。同案は17の目標と169のターゲット(個別目標)で構成される。生物多様性と生態系の重要性は全般にわたって盛り込まれているが、中でも、海洋および沿岸に関する目標14と陸上生物多様性に関する目標15は、生物多様性と生態系に直接関連している。目標15では、「2020年までに国と地域の計画、開発プロセス、貧困削減戦略、会計に生態系と生物多様性の価値を組み込む」とし、生物多様性、持続可能な開発、貧困撲滅を関連付けている。同目標案は、国連総会に送られ、SDGsおよびポスト2015年開発アジェンダに関する事務総長の「統合報告書」の一部になるという。ディアスCBD事務局長は「今回の成果は、生物多様性が持続可能な開発に重要であるとの認識が高まったことを示している。ポスト2015年開発アジェンダの最終成果に生物多様性を確実に組み込む必要がある」と述べた。

情報源 生物多様性条約事務局(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約事務局(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 海洋 | 沿岸 | 生物多様性条約 | CBD | アジェンダ | 開発目標 | SDGs | 陸上
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