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 ドイツ連邦環境省、環境ラベル「ブルーエンジェル」が40周年を迎えさらに発展と報告

発表日:2018.10.25


  ドイツ連邦環境省(BMU)と連邦環境庁(UBA)は、1978年の創設から40年目を迎えた環境ラベル「ブルーエンジェル」のこれまでの発展と今後の方向性について見解を表明した。ブルーエンジェルは世界で最初に誕生した環境ラベルで、創設以降、経済的利害から独立し、付与する製品やサービスに対し厳格な環境基準を課してきた。国際環境ラベルとの連携や社会的な基準も考慮され、たとえば織物部門では強制労働の禁止、服飾工場での最低労働年齢の遵守、綿栽培における農薬の禁止などが定められている。このほかデジタル化への対応にも取り組み、ラップトップやスマートフォン、大規模な電算センターもラベル付与の対象となった。今後は、気候に配慮した配送サービスや再利用可能なカップにも対象を拡大していく。付与基準は製品群それぞれに科学的知見に基づいて設けられ、継続的に点検されている。創設当時はフロンを使わないスプレー缶や低騒音の芝刈り機など6製品群を対象としていた。現在では113製品群に増え、1600社1万2000製品以上に付されている。

情報源 ドイツ連邦環境省 プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省
分野 環境総合
キーワード 環境ラベル | ドイツ連邦環境省 | ブルーエンジェル | 環境基準 | 連邦環境庁 | 国際環境ラベル
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