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 第4回国連環境総会、持続可能な世界の青写真を採択して閉幕

発表日:2019.03.15


  国連環境計画(UNEP)は、ナイロビで開催されていた第4回国連環境総会(UNEA4)が持続可能な開発目標(SDGs)に即した新たな開発モデルを加速する青写真を採択し、閉幕したことを報じた。会議には170以上の国の閣僚をはじめ4700人以上が参加し、閣僚宣言と一連の決議が採択された。閣僚宣言では、革新的な解決策の推進を通じて環境問題に取組み、持続可能な消費と生産のパターンへの転換を加速させていくことがうたわれ、資源効率性の高い低炭素な経済の実現のための国の資源管理戦略改善、回復力のある農業手法の奨励による持続可能な食糧システムの推進、2030年までの使い捨てプラスチック製品の大幅削減などが盛り込まれた。拘束力のない一連の決議(公共調達、食品廃棄物削減、海洋プラスチックごみ削減など)も採択され、新たな開発モデルへの転換のための詳細が示された。会期中に「地球環境概観第6次報告書」(GEO-6)などの報告書が発表され、早急な行動の必要性がより一層明確となった。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース 環境総会サイト
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境 環境総合
キーワード プラスチック | 国連環境計画 | 低炭素 | ナイロビ | 環境問題 | SDGs | 国連環境総会 | 資源管理戦略改善
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