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 フランス、電気自動車・ハイブリッド車の開発促進計画を公表

発表日:2009.10.01


  フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省は、2009年10月1日、電気自動車やハイブリッド車の開発を促進する国の計画を公表した。計画には、14件の具体的な対策として、2010年からの充電インフラ実証試験の実施、交通関連の技術に関するロードマップの策定、自動車メーカー各社と協力した乗用車へのバッテリーの搭載、企業や行政機関による電気自動車の大量調達などが盛り込まれている。利用者向けの対策としては、CO2排出量の少ない自動車の購入に対するスーパーボーナス制度の実施(最高5000ユーロを支給、2012年まで)、マイカーに充電するためのコンセントの標準化、2012年以降に建設される建物への充電用コンセント設置の義務化が挙げられている。さらに、電気自動車のために化石燃料以外のエネルギーの生産を増加させること、バッテリーの二次的な利用(再生可能エネルギーの貯蔵設備等)を促進するため、自動車メーカーがバッテリーのライフサイクル全体を考慮した設計に取り組むことなども提示されている。

情報源 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発省 プレスリリース
国・地域 フランス
機関 フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発省
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | ハイブリッド車 | CO2 | 電気自動車 | フランス | バッテリー | 充電 | エコロジー・エネルギー・持続可能な開発省 | コンセント
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